毎日身につける結婚指輪だからこそ、つけ心地にはこだわってほしい。
「指輪のつけ心地なんて、どれも同じでは?」と思われるかもしれませんが、じつはけっこうな違いがあるものです。
結婚指輪のつけ心地や使ってみた感じと、結婚指輪を選ぶときのポイントをお伝えします。

結婚指輪の「つけ心地」こだわるべき?
一般的に結婚指輪は日常生活の中で長い時間みにつけます。
そのため、つけ心地が悪いと指輪を外したくなる原因になりかねません。
また、となりの指(中指・小指)にリングの当たりが気になるとストレスになることも…。
指輪の外側の形状は指あたりに影響する

●甲丸(こうまる)
指輪の表面に角がなく、丸みを帯びている「甲丸」は一般的な形状。
丸みを帯びているとはいえ、厚みがあり過ぎる指輪だと、隣の指に当たり違和感を感じることも。
●平打ち(ひらうち)
平打ちは、断面が角張っていてクールな印象を与えてくれます。
指輪の厚さや手の形などによっては、指輪の角が中指や小指に当たり違和感を感じることも。
実際に試着をして確認してください。
●平甲丸(ひらこうまる)
「平甲丸」は甲丸と平打ちの中間のような形状で比較的どの指にもなじみやすいです。
エヴァンスのリングはこの形状が一番多く採用されています。
つけ外しのしやすさは内側の形状を確認
指輪の内側の角を丸みを持たせる仕上げを「内甲丸」といいます。
つけ心地の良さで選ぶなら、側面から内側にかけて丸く仕上げられているものを選びましょう。
内側が平面のものに比べて指を圧迫しないため、締め付け感や手を握ったときの圧迫感も少なくなります。
また、指輪をつけ外しする際に指を痛めることなくスムーズにつけ外しができたり、指の肉が盛り上がりにくいため指輪の周りがムチッと見えることを防ぐ効果もあるので要チェックです。
指輪の幅や厚みは程よいものを
●指輪の厚みについて
結婚指輪の幅は気にしても、厚みを気にする人は少ないかもしれません。
じつは結婚指輪の「幅」や「厚み」によっても、つけ心地や使用感は変わってきます。
指輪は厚みがなさ過ぎると変形の原因になります。
また、厚みのない指輪は指なじみを良くする「内甲丸」にする事がことができず、曲げ伸ばしの際に指に食い込んで痛みが出ることも。
かと言って、極端に厚みがあると隣の小指や中指へのあたりが気になる場合もあるので指輪の厚みはバランスが大事です。
●指輪の幅について
幅が細すぎると変形しやすくなるだけでなく、指に食い込んで痛みを感じることも。
また指のタイプによっては、指輪の周りのお肉が盛り上がってムチッとして見えることがあります。
指の形状によってつけ心地や見た目は変わるので指輪の厚みや幅については、いろいろと試してみることが大事です。
指輪のサイズはぴったりのものを
指輪のサイズはきつすぎると痛みを感じてしまいます。
逆にゆるすぎると、手を握ったり指を揃えたりするときに隣の指に当たりやすくなったり、指輪がくるくる回ってしまって違和感を覚えることも。
また、指と指輪の間にすき間ができて変形しやすくなったりしますので指輪のサイズはぴったりなものを選びましょう。
指がむくみやすい人は、むくんだときのことを考えて少しゆとりのあるサイズを選ぶと安心です。
指輪を試着するときのポイント
指や手の形は人によってさまざま。むくみやすい人もいれば、そうでない人も。
朝はすっきりしているけど、夕方になるとむくんでくる!など、時間帯や季節によっても指の状態は異なったりします。
同じデザインでも人によってつけ心地は異なるので、気になるデザインの結婚指輪が見つかったら試着してみることが大切です。
指輪を試着したら、手を握ったり開いたりしてみて、指に違和感がないかどうか確認しましょう。指輪のつけ外しがスムーズにできるかどうかも要チェックです。
「おふたりの大切な結婚指輪」ですから、つけ心地や使用感の良い指輪を選んでください。
つけ心地やフィット感は人それぞれなので、実際に店頭でそのつけ心地を試して、自分の手指にしっくりくる指輪を選んでくださいね。